自らの失敗から生まれたアイデアです。MITメディアラボ(MIT Media Lab)の研究員、Dhairya Dandさんは、以前飲み会でのお酒の飲み過ぎが原因でブロックアウト(アルコール性記憶喪失)になった経験をもとに、周囲の音楽や音からビートを検出し、自己感知で光り輝くLEDアイスキューブ「Cheers」(乾杯)を開発したそうです。
アイスキューブ内の電子機器が、その人の飲酒のペースや適量を理解しており、安全とされる限界を超えて飲み続けると、緑色からオレンジ色に変わり、最終的には赤色に変わるようになっているそうです。
万が一、飲み過ぎて制御不能となった際には、アイスキューブからスマートフォンを介して親しい友人などへテキストが送信される仕組みとなっているとのことです。
Dandさんが、次の飲み会で「Cheers」を使って実際にテストを行っている様子が映像にありますのでご覧ください。
最初の1杯目は、緑色。
すぐに2杯目を手にすると、オレンジ色に変わりました
30分未満で3杯目をゆっくり手にする時は赤色に変わっていました。
…お酒を飲むのを止め、休憩を取りました。すべては順調!
Cheers – alcohol-aware glowing ice-cubes that beat to ambient music from Dhairya Dand on Vimeo.