空港のトラフィック混雑時には常に起こりうることです。7月6日早朝、スペインのバルセロナ空港で着陸態勢に入ったロシアUTエアのボーイング767がランディング直前、突然滑走路を横切るアルゼンチン航空のエアバス340と衝突寸前で回避するニアミスがあったそうです。思わずゾッとするような瞬間を映像でご覧ください。
ボーイング767機長のとっさの判断で着陸を中止したお陰で大惨事を逃れることが出来ましたが、もし衝突事故となっていたら、1977年5月、スペイン領カナリヤ諸島のテネリフェ島のロス・ロデオ空港でKLMオランダ航空とパンアメリカン航空ボーイング747同士が滑走路上で衝突して爆発炎上、両機で583人が犠牲となった航空機事故に匹敵する大惨事なっていただろうと言われています。
管制塔の指示ミスが考えられますが、後日明らかにされることでしょう。