スペインのマドリードから西へ約33キロの小さな町ブルネテで、路上に犬のウンチを置き捨てにする無責任な飼い主に対して、「失われた財産」(Lost Property)と記載された公式のボックスにウンチを入れて飼い主の自宅まで宅配便で送り返すというユニークな方法で取り締まるキャンペーンを行っているそうです。
ところで、飼い主の名前や住所などをどのように調べるのかと言うと、20人のボランティアが街や公園をパトロールし、犬のウンチを置き捨てにする所を見つけると飼い主に近づき世間話をしながら犬の名前などを聞き出した後、役所のペット登録名簿から割り出すとのことです。
キャンペーンを開始してから全部で147個が宅配されたそうですが、その効果もあって犬のウンチ置き捨てが70%も減少したとの報告がされています。
一方、スペイン北部バスク地方の町Hernaniでは、誰の犬のウンチなのか判別が出来るように、2年前から飼い主に対して犬のDNA登録が義務付けられているそうです。犬を飼うんだったらルールやマナーはちゃんと守って貰わないとね。
via arbroath.blogspot.jp / telegraph.co.uk