現在市場に流通している移動支援ロボット「セグウェイ」は、一般の健常者にはラクチンかつ便利な移動ツールではありますが、その反面で身体的にハンディを背負っている方が利用する場合どうでしょうか?例えば、手に障害があればハンドルバーの操作がままならない、ましてや下半身に障害があって立つことすら出来ない方にとっては全く意味のない代物と言えるでしょう(米国でセグウェイが一部の身障者の方に利用はされてはいますが)。それらの問題も解決できそうなのが、ドイツのバイオメディカル会社Exmovere Holdings Incが開発中だという身障者のための移動ツール「Chariot」(チャリオット)。腰から足にかけてを包み込むように体しっかり支えてくれ、利用者の腰や尻、胴の微妙な動きに合わせてセンサーが感知して、前後左右に自由に移動が出来るようになっているそうです。その「Chariot」の試作品が公開された時の映像がコレです。
また「Chariot」には無線も装備されており携帯で遠隔操作も可能となっていること。さらに普段車イスなどで移動されている方もスタンディングポジションが取れることで一般の人と同じ目線にたつくとが出来ます。いずれ実用化が叶えば身障者をはじめ高齢者の非常に便利な移動ツールになること請け合いです。
The Chariot: New gizmo for getting around from UPI Video on Vimeo.
via neatorama.com / dvice.com