国立台湾芸術大学の学生3名が卒業作品として制作した、目の見えない少女には世の中がどう見えるのかをストーリー化した短編アニメーションムービー『アウト・オブ・サイト(敲敲)』の紹介。
ストーリーは、目の見えない主人公の少女が、通いなれた道を歩いていてひったくりに会ったり、迷子になったりします。しかし、塀に開いた穴を通り抜けると未知の世界に入って、視力以外の感覚や想像力を働かせることによって魔法の冒険が繰り広げられるのです。
メルヘンチックで可愛らしいも、ちょっと泣けてしまう作品をご覧ください。
ひったくりにバッグが盗まれてしまう。
こんな所に穴があるぞ。入って見ようか。
中は真っ暗(普段も真っ暗)なので感覚や想像力だけが頼り。
魔法の冒険という形で世の中がどんどん展開します。
愛犬がバッグを取り返して来た瞬間、現実に戻ります。
健常者になかなか分かるが出来ない。盲目の人にとって見えない世界で生きていくとはどういうことか?その立場となって制作された素晴らしい作品だと思います。