【ダイエット】遅めの昼食は体重を減らすのを妨げてしまう(米国・スペイン共同研究)

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ダイエット(食事療法)を行うにあたって、カロリーを計算した食事を摂ることが減量に役立つわけですが、新たな研究によると、何を食べるかだけでなく、食事で体重を減らす為に必要な新しい要因が解明されたそうです。


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それは食事を摂るタイミング

米国ボストンのブリガム・アンド・ウィメンズ病院の研究者らは、スペインのムルシア大学と共同で、単に何を食べるかではなく、いつ食べるかが、減量に重要であることを発見したそうです。

研究のシニアオーサー、フランク・シェアー氏の発表によると「食事のタイミングが、減量の効果が予測できるこを明らかにする初の期待がもてる大掛かりな研究である」

そして「我々の結果は、遅くに食べる人の方は、早期に食べる人よりも、比較的ゆっくりとした減量率や少ない体重の減少が見られました。食事のタイミングが、減量プログラムにおいて重要な要因である可能性を示唆するものです」と述べています

スペインの肥満患者420名を集めて20週間にわたる減量プログラムの研究が行われ、昼食を午後3時頃に取った人達は、早めに昼食を取った人達に比べると、極めて少ない体重の減少が見られた。

さらに、遅めに食べる人はまた、インスリン感受性が低く、糖尿病の危険因子を持っていた。また、研究者は、他の(少なめの)食事でのタイミングを計ったが、減量を成功させるには、十分な役割を果たしていないことが分かった。

ムルシア大学のマルタ・ガラウレット教授は、「本研究では、食べ物の摂取量自体のタイミングが、減量に重要な役割を果たす可能性があるものと重視している」

「新たな治療戦略としては、(食事療法)に古くから取り入れられている摂取カロリーや栄養素配分だけでなく、食べ物のタイミングが組み込まれることになります」と説明されています。

この研究内容については、肥満国際ジャーナルで2013年1月29日に公開されたそうです。

via Why A Late Lunch Could Prevent Weight-Loss, Study Suggests


 

 

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