インドやネパールのヒンズー教による葬儀には、遺体が火葬用積み薪に運ばれる時には「Ram Naam Satya Hai」(ラムナム・サティヤ・ハイ=ラマの名前が真実である)が一般に詠唱されるそうですが、この聖歌が死と同義であることから反喫煙のメッセージとして利用することにしたそうです。それがインドのほとんどタバコ店で備え付けられている喫煙用ライターに死の聖歌を詠唱する発声装置を内蔵させるというアイデアだったのです。タバコに火を付けようと喫煙用ライターのスイッチボタンを押すと、無愛想な声であの聖歌が…さすがに喫煙者には死の恐怖感がジワジワ湧いてくるようで結構効果があったということです。
タバコに火を付ける時には常に「ラムナム・サティヤ・ハイ」の声が。夢にでも出て来そうですね。