11月25日早朝、中国・四川省遂寧市の病院で、ナース服を身に着けたニセ看護師の女が新生児室に忍び込み、赤ちゃんが寝ているベビーストレッチャーごと押して連れ去ろうとする一部始終が院内の防犯カメラに捉えられていました。
幸いなことに、ちょうど朝早く病院を訪れた赤ちゃんのお祖母さんが廊下で遭遇し、不審に思って後をついて行き、ニセ看護師がベビーストレッチャーをエレベーターに乗せたところで間一髪、誘拐を阻止することが出来たそうです。
この後、容疑者の女(25歳だとか)を病院の警備員が身柄確保し警察へ引き渡されたそうですが、人身売買の疑いがあると取り調べを受けており、ナース服は院内のロッカールームから盗み出したと言っているとのこと。
今回は、赤ちゃんの誘拐を寸前で食い止めることが出来ましたが、人身売買が横行する中国などでは、またどんな手を使ってくるやもしれません。病院のより厳しいチェック体制が必要となってきます。