東ベルリンの男性3人と女性1人が厳しい社会主義から脱出、西ベルリンに自由を求め、当時東西ベルリンで日常的な監視下に置かれる国境線だったシュプレー川を命懸けで泳いで渡る瞬間を、偶然西側の岸に居合わせた外国人観光客が撮影したという貴重なフィルム映像です。
川の全幅は東ベルリンに属しており、彼らが泳いでいる最中、武装した国境警備兵を乗せたボートがすっ飛んで来ますが、4名共が西岸にたどり着き無事脱出成功です(ただ女性一人は一時川の中に取り残され大焦り)。
それにしても、現在ベルリンの観光スポットとなっているシュプレー川で過去にまるで脱走映画のようなシーンがあったなんて想像が付きませんよね。