アルコール依存症で飲んで暴力を振るったり暴言を吐いたりする親によって深く傷つけられるのはいつも弱い立場にある子供たちです。フィンランドの子供慈善団体らは、そんな子供たちをアルコール依存の親から守るべく、未来を映し出すSFチックな啓蒙CM「孤児院」を制作し、その中で「あらゆる子供達は両親を選ぶことが出来ない」という強いメッセージで訴えかけます。
映像では、幼い姉弟がドームのような美しい建物を訪れ、ガラスに仕切られた各部屋に愛情と希望に満ちた笑顔で待機するそれぞれの夫婦を順番に見て周りながら、自分達に相応しい両親を見つけようという設定。まさに大人の孤児院といったところでしょうか。
女性職員「あなたたちは、この夫婦にしなさい!」
結局、姉弟の思いとは裏腹に女性職員からアルコール依存症の夫婦を半ば強引に選ばされることとなり、元来た道を夫婦ケンカをする後について寂しく去って行きます。
アルコールにハマってしまったお父さんやお母さんには、自分の子供たちのためにも早くアルコール依存症から抜け出して温かい家庭を築いて欲しいものですね。