日本もアベノミクス効果で給与収入等が多少増えているとはいえ、最近のガソリンの高騰はドライバーの懐に影響を及ぼさないはずはありません。
韓国の石油会社S-Oilが、オイル節約に対するの使命感を常持っていることを広く知ってもらうためのユニークなキャンペーン『HERE balloon』を実施したそうです。
首都ソウルを取り上げると、世界で最も多いガソリン消費量として知られ、毎日2.5人ごとに1台という高い車の利用率から日常的な混雑がもたらすガソリンコストの上昇、駐車スペースの不足といくつかの問題があることは分かっていました。
また、ガソリンの無駄遣いの面で見ると、ソウルのドライバーらが駐車スペースを探すのに、車1台平均で毎日約500メートルを費やしていることも分かりました。
このような無駄を30日繰り替えすとすれば
500メートル×30日=15キロメートル
1カ月で15キロメートルもガソリンの無駄になる計算になります。
これら事実を元に、S-Oilがプロモーションとして考案したのが、駐車スペースに黄色のヘリウム風船を置く斬新なアイデアのキャンペーン『HERE balloon』です。
仕組みは至って簡単で、駐車スペース空きがあると風船がココだよと示され、車が置かれると風船が低く沈んで空きがないことが分かります。これなら車を無駄に走らせなくて済むというものです。
仮に成果を試算してみると
1日=車700台=23リットル×365日=ワオ!(8,395リットル)
この映像は1年前のものですが、あらゆる駐車場で『HERE balloon』が実用化されていたら、当然のことながら物凄いガソリンの節約になる計算ですね。ただ、他の国でも似たような事が試されたようですが、欠点は風船が盗まれてしまうことだったようです。皆で節約しようというなら、皆の協力もないとね…