「百害あって一利無し」大人の誰もがタバコは身体に有害性があるのが良く分かってはいても、自分自身に対して注意をする事無く、吸いたいという欲求に負けて、なおも喫煙を続けている多くの大人がいます。
この「幼い子供が喫煙する時、喫煙する大人たちはどのように感じるのだろう?」をテーマに制作されたタイの公共広告ビデオ『Smoking kid』(喫煙する子供)の中での禁煙を訴えかける内容が、実に効果的な警告の発信となって、タバコを止めたいと思った大人が4割も増えたと言っています。
街でタバコを吸う大人と子供との一連の会話のやりとりから、徐々に変化していく大人の喫煙に対する意識。そして、子供からパンフレットを受け取った後に…大人としてちょっと考えさえられる部分もある映像をご覧下さい。
子供「タバコの火を貰えますか?」
子供「ライターを貸してくれますか?」
大人「本当に?」
大人「君にはあげれないんだよ」
大人「喫煙は悪いことなので、あなたは止める必要があります」
大人「タバコには殺虫剤が入っているのよ」
大人「あなたが吸ったら老けて見えるわよ」
撮影された全ての大人は、喫煙が悪いことを子供たちに注意した。
大人「君が喫煙したら早く死にます。生きて遊びたくないですか?」
大人「君は悪いこと良いことが分からないのか?」
大人「君が喫煙したら、肺がんや肺気腫、脳卒中で苦しむんだよ」
しかし、彼ら自身が何かを忘れてはいませんか?
子供「それで、なぜあなたは喫煙しているの?」
これを読んでくれるようにとパンプレットを手渡す子供。
パンプレットに書かれてある内容
「あなたは私の心配をするけど、どうして自分自身の心配をしないのですか?」
自分自身に注意をすることが、止めるための最も効果的な警告です。
タバコを止めるには1600ホットラインに電話をして下さい。
パンフレットを読んで、思わずタバコを仕舞う大人。
・パンフレットを受け取ったほとんど全ての大人が考えて止め、タバコを捨てた。しかし、パンプレットは捨てた大人はいません。
・止めたいと望む喫煙者からの電話問い合わせが40%の増加となりました。
これでタバコを止めれないならいつ止めるの?今でしょ!!