見るからに古びたこの家、先月「eBay」のフランス版にて1ユーロ(約125円)の超格安物件としてネットオークションに出品され話題になっていたそうです。対象となる物件の建物面積は110平方メートル(約33坪)、さらに驚くことに350平方メートル(約106坪)の土地までもが付いていたそうです。
しかし、ただ同然の価格で販売されている土地付物件だけに、誰しもが何か裏があるんだろう?と疑ってかかるのは至極当然のこと。するとやはり購入を思い留まらせてしまう重大なひとつの落とし穴が隠されていたそうです。
実は、現在の家の持ち主によると、1950年頃にこの場所で残虐な殺人事件があったそうで、以降今もなお、ガラガラと家の窓が開いたり、家具や物が勝手に移動したり、奇妙な声がどこからともなく聞こえたりする不気味な心霊現象に悩まされていたそうです。
過去に自殺や殺人、事故死があった物件のことを不動産業界では「事故物件」と言いますが、今回の1ユーロ(約125円)で出された物件はお化け屋敷と言うに等しい恐ろしい事故物件だったことが、超激安の理由です。それでも良いので買いたいという人がいたのかどうかは不明です。
via House Selling for the Bargain Price of 1 Euro (5 pics)