この何ともいえない不気味なゴースト(幽霊)の錯視装飾は、ハロウィン用に作られたものだそうで、凹面の顔が通常の凸面の顔として認識されるというHollow face 錯視を利用し、ゴーストの顔部分になる反転するプラスチックマスクが、見る側がどこへ移動しようとしても部屋の窓からコチラの方を常に追いかけて見続けているような錯視を作り出すということです。
目の奥が白く点滅しながら、青色く光るゴーストの視線がもうあなたから離れない!?トラウマになりそうな恐ろしい光景をご覧ください。
また、ゴーストのボディ部分は、顔部分にも使った青色蛍光塗料で染色したチーズクロス(粗目の薄地のガーゼ)で作成し、目はマイコンで制御される白色LEDライトを装着しているそうです。
さらにリアルな演出をする工夫として、夜間ゴーストがライトアップされるよう窓の内側の両サイドにブラックライト、下側にホワイト万華鏡のライトと白光ストロボを配置し、ボディ部分のチーズクロスがさも動き回って見えるよう小型ファンを使ってなびかせているとのことです。
それにしても、ハロウィンで通行人ら恐怖に陥れるには、まさにもってこい?の天才的なアイデアですね。