世間が不況になると、企業や団体は苦境を乗り越えるべく、こぞってコスト(経費)削減等の経営改善が迫られるることとなりますが、経営難に陥ているカザ地区のハンユニス動物園では、コスト削減を行うために、生きた動物の代りになんと死んだ動物の剥製やぬいぐるみを檻に入れているそうです。
動物園の所有者によると、3年前のイスラエルとガザ地区ハマスとの戦争で園の動物達が数多く殺され、生き残っている動物が少ないので、こうするより他なかったとのことです。しかしながら、この(コスト削減)努力によって、子供達が動物剥製術について学ぶのには役立つと(本気で?)思っていると言っているそうです。これ動物園というより博物館と言った方がいいかも知れません。
以前も、ガサの動物園では、シマウマにメイクしたロバが話題を集めていましたが、当動物園の苦難の策はまだまだ続きそうです。