人や動物の筋肉を作るのに必要なタンパク質の中に、筋肉の肥大を抑制する「マイオスタチン」というタンパク質が存在するそうですが、このタンパク質が、ボディビルなどの筋力トレーニングを行うと分泌量が減っていくことで筋肉の肥大が促進されるそうです。しかし、遺伝子の突然変異によって生まれつき「マイオスタチン」が欠損していたとしたら、当然その分泌が全くされないわけで、自然と筋肉モリモリのマッチョ状態になってしまうそうです。それがここで紹介するベルギーの巨大マッチョ牛「Belgian Blue」なんです。ですので繁殖された牛はみんなマッチョな体となります。
もし、遺伝子操作で「マイオスタチン」をノックアウト(破壊)させることが出来たとしたら簡単にマッチョな人や動物が作れちゃいますよね。ある意味おそろしい話です。