中国の上海万博開幕(5月1日)が間近に控えてもなお未完成のパビリオンが存在し、人員総動員で究極の突貫工事を行い驚異のスピードで完成にこぎ着けたように、その工事の速さでは有名な中国ですが、湖南省長沙市で15階建てのホテルがたった6日間(137時間)で完成にこぎ着けるまでを微速度撮影したムービーがあったので紹介します。まるでジオラマ(縮尺模型)を造っているのかと勘違いするほどです。
鉄骨を組み上げるのに要した時間約47時間
外壁・内壁工事を行い完成までに要した時間約90時間
所要時間は合計でたったの約137時間です。すさまじいスピードです。
日本の新耐震基準では、数十年に一度発生する地震(東京で震度5強程度)の地震力で建物が損傷しないレベルが強度1、その1.25倍の地震力で損傷しないレベルが強度2、その1.5倍の地震力で損傷しないレベルが強度3となっているそうですが、この中国15階建てホテルの耐震レベルは9と謳っています。私は建築の専門家ではないので分かりませんが、ここで言うレベル9とは一体どんな強度、どんな地震に耐えられる基準なんでしょうか。