30年以上に亘って、TMJ(顎関節症)による運動障害の患者を扱ってきている米メリーランド州コロンビアの歯科医院、アンソニー・シムズ先生の元へ、トゥレット症候群の日本人少女が家族に連れられて来院し、新たな治療法を受けている様子をとらえた映像です。
最初の内、少女は奇声を発したり、異様な首振りや目をきょろきょろなど重いチックの症状を見せていますが、顎関節症の治療に使用されるマウスピースを装着させた途端、症状が不思議なくらいに治まっていきます。
シムズ先生が医学誌にも発表されている治療の考え方では、トゥレット症候群、頸部ジストニア、複合性局所疼痛症候群(CRPS)それぞれの難病が、実は、TMJ(顎関節症)に関連する他の運動障害と関わっているのではないかということだそうです。
シムズ先生の治療のおかげで、チックの症状も治まり安心したように笑顔を浮かべる少女。海を渡ってアメリカまで行った甲斐があったというものです。
source absimsdds.com