ロシアのベルミ地方で2番目に大きい都市ベレズニキでは、ここ数年で4回の大規模な土壌崩壊が発生し、その度に巨大な陥没穴が出来ているそうです。
1回目のものは2006年に発生して街中に衝撃を与え、続いて2回目は2007年で、最後の崩壊の時には、穴の中に何台かの重機とひとりの人が落ちてしまったそうです。まるで巨大隕石でも落下したようなデカくて深い穴をご覧ください。
穴を砂と砂利で埋めるために、これまでに30万以上の材料が使われてきたそうです。
穴を埋めた後の同じ場所の画像。
もう少しで穴に建物が飲み込まれるところでした。
鉄道付近に開いた穴は、約100万トンの砂と砂利の混合物で埋められたそうです。
今後、また別の場所で土壌崩壊が発生し、巨大な穴がぽっかりと口を開けるやも知れません。ベレズニキに住んでる人にとれば、恐ろしくて夜もおちおち眠ってはいられない心境でしょうね。
via Giant Sinkhole In Perm Again