ギリシャ財政問題を発端とした欧州財政危機問題が未だ収まらず世界経済を揺るがしています。かつて南米アルゼンチンが国債価格が暴落を起こし財政破綻を迎えたのが10年前の2001年のことです。以来アルゼンチンでは深刻な経済不況に陥ることになります。生活が厳しくなる中、Aifredo Santa Cruzさんという男性も、貧困に喘ぎ何かお金になるものがないかとゴミ箱を漁って回っていたそうです。そんな時にあるアイデアを思いついたそうです。
それが、ペットボトルを再利用して家を建てることだったわけです。Cruzさんが独自に開発した重ね合わせ方法で、頑丈で防水仕様が施された家は、24,000個のペットボトルで出来ているそうです。さらに火事のリスクにはペットボトルに砂や水を充填することで低減が可能だとか。
Cruzさんの元にはペットボトルの家の造り方のノウハウを聞きに約20,000人が訪れたそうです。まさに不況が生んだアイデアですね。