2011年10月31日、世界の人口がついに推計で70億人を突破したと国連人口基金(UNFPA)が発表しました。遡れば世界の人口は1804年にはたった1億人だったわけですから、2世紀あまりでなんと70倍にも膨れ上がったことになります。ちなみに、近年の人口増が著しいのは、周知の通り高い経済成長を遂げる中国とインド、さらに昨年に2割強の人口増を示した南アフリカとなっています。世界の人口が増えた増えたとはいえ数字や文字では掴みづらい部分もあります。そこで、これまでいかに世界の人口が70億人まで増えていったかを分かり易く視覚化した映像を紹介します。
左から北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、中国、インドで色分け
水滴が注がれる(出生数)、水滴したたり落ちる(死亡数)、水の量(人口数)
国連の予測によれば、2050年には93億人、2100年には101億人に達することが示唆されています。今に始まったわけではありませんが、人口増の流れは当分止まりそうにありません。