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もし、毎朝起きるたび、横で寝ている奥さんや彼女の顔がどんどん老けていったらどうしますか？とても心配になりますよね。ベトナム･ベンチェ省のNguyen Thi Phuongさんという26歳の女性は、短期間でまるで70歳のおばあさんのような顔になってしまったそうです。一体どうしてなのか？医師によると、薬の中毒、特定の薬によるアレルギー、コルチコステロイド薬(副腎皮質ホルモンの一種)の濫用が考えられる原因だと推測しているそうです。また、内分泌系や遺伝的な障害、アレルギー性疾患の皮膚肥満細胞症を持っているのではと疑う人もいるそうです。
そもそも事の発端は、2008年に彼女が魚介類を食べた時にアレルギーが発症してからだそうで、睡眠中におこる激しい痒みや発疹の症状を緩和するために、夫のNguyen Thanh Tuyenさん(34歳)が、薬を買ってきて飲ませたものの効果はなし。次に地方の医師に与えられた薬で、顔が腫れて蕁麻疹が吹き出すて中止。続いて、いくつかの中医学の専門家を転々して、高額な薬を与えられたけれども一向に症状改善は見られなかったそうです。
それから彼女は、外出時には顔にマスクをするようになり、夫も妻の世話をするために2009年に仕事を辞めた上に、治療でお金を使い果たしたために、一切の薬の服用を中止せざるを得なくなったそうです。それでも、病気を治すために神さまが私たちに薬の服用を中止するように運命を与えてくれたんだと地元メディアに嬉しく語ったそうです。
いずれの病気にしても、罹った本人やその家族にしか戦う苦しさや痛みは理解し難いものですが、どんな苦境の状態(お金が無くて治療が出来ない)になっても前向きなPhuongさんには、頭が下がる思いです。
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