現在開催中の2011年大邱世界陸上選手権では、注目を集めた男子100メートルのウサイン・ボルト選手、男子110メートルハードルのダイロン・ロブレス選手が相次いで失格、男子1万メートルのケネニサ・ベケレ選手が途中棄権と優勝候補に名前が挙がっていた選手の不運が目立つ波乱の大会となっています。参照記事:「大邱世界陸上:優勝候補ら、相次ぎ「涙」(朝鮮日報)」…..
日本の高校野球選手権で、突然のエラーや大逆転劇など何が起こるか分からないことから良く「甲子園には魔物が棲む」という格言が使われますが、大邱世界陸上にもある意味魔物が棲んでいると言っても不思議ではありません。前述の有力選手らの相次ぐ失格もそうですが、例えば男子棒高跳びの決勝で、5.75メートルに挑んだしたロシアのドミトリー・スタロデゥブツェフ選手とチェコのジャン・クドリカ選手のポールが折れるアクシデントが起こりました。ポールが折れる事自体少ないのですが、偶然とは言え同じ高さで、しかも二人ともパキンとポールが折れるなんて、やはり魔物が?…以下動画。
ロシアのドミトリー・スタロデゥブツェフ選手の「パキン」。
チェコのジャン・クドリカ選手も「パキン」。