ロシアの首都モスクワに近いNikola-Lenivets村で、毎年開催される風景芸術祭、Archstoyanie 2012のひとつに、デザイン会社のサルトが作成した「Fast track」(ファストトラック)と呼ばれる巨大なトランポリンが設置されました。その全長は、なんと約170フィート(約52メートル)に及び、街のほぼ一区画分にも相当するそうです。
ここで言うロシアのArchstoyanieとは、アメリカ合衆国で開催される大規模なイベント、バーニング・マンの縮小版のような感じで捉えると良いようです。
建築家によれば、「Fast track」は、公園インフラ整備に必要不可欠な一部として、道路と同時に設置しました。周囲から気付かれにくい地方の状況にあった知的インフラを創りだそうとする試みとして、「Fast track」を設置することで、利用者に感動を与えたり、環境を理解する上での様々な体験を提供するものであると述べているそうです。
普段、誰からも見向きもされないような森林の中へ、これだけの巨大なトランポリンが設置されれば、否が応でも注目が集まるというものです。まさに、グッドチャレンジ!
via A 170-Foot Trampoline Installed in a Russian Forest