Photo by CJ Isherwood
- 1 なつあかねφ ★ 投稿日:2011/05/06(金) 16:40:10.72 ID:???
- 米ニューヨークの名物タクシー「イエローキャブ」が変わる。イエローキャブは自由の女神、
エンパイアステートビル、ヤンキースタジアムとともにニューヨークを象徴するアイコンだ。
マーティン・スコセッシの1976年の映画「タクシードライバー」で俳優ロバート・デニーロ
が運転した米国産チェッカーキャブは、世界の人々の脳裏にニューヨークのイメージとして焼き
ついている。一方通行が多く、高い駐車料金のため、イエローキャブはニューヨーカーにとって重要な交通
手段だ。そのイエローキャブがすべて日産のミニバンに変わる。1.6リットル級5人乗り
「NV200」モデルだ。ニューヨークのイエローキャブの大半は米フォードのセダン「クラ
ウンビクトリア」だ。契約条件を見るとさらに驚く。2013年から10年間、ニューヨーク市と日産の独占契約。
現在運行中の16車種およそ1万3000台のタクシーがすべて日産車に変わるのだ。増車台数
などを含めて最大2万6000台の車を供給するニューヨークのタクシー改造プロジェクトに
かかる資金は10億ドル(約1兆ウォン)にのぼる。厳しいニューヨーカーからはさまざまな批判が出ている。「かっこ悪いバン」「なぜ日本車か」
という反対の声もある。実際、ニューヨークのタクシーにはすでにバンがある。約10年前から
GMシボレー・アップランダー、トヨタ・シエナなどミニバンがタクシーに使用されている。今回のプロジェクトで日産と競合した会社はフォードとトルコ自動車会社カルサンだった。特
にカルサンは「ニューヨーク・ブルックリンにタクシーモデル組立工場を建設する」と提案し、
雇用に敏感なニューヨークの政界にアピールした。日産が一見平凡に見えるミニバンを前面に出しながらニューヨーク市の10億ドルプロジェクト
を獲得した秘訣は、米国式実用主義を読み取った日本式ディテールの勝利だった。まずデザインを変えた。ノートブック・スマートフォンをよく使うニューヨークビジネスマン
のために後部座席に乗客用の電源充電器とUSBポートを別に設置した。夜に本を読んだり書類
作業をする乗客のために個人用の照明装置も追加で付けた。またニューヨーク高層ビルのスカ
イラインを楽しもうとする観光客のために車の屋根は透明にした。後部座席に乗客専用エアバ
ッグと坑菌処理されたシーツも設置した。現在アジア・欧州で販売されている日産の同じ車種
とは違うイエローキャブ型だ。「都市のイメージを改良する」というマイケル・ブルームバーグ
・ニューヨーク市長の意図を正確に把握したというのが、ニューヨークメディアの分析だ。環境コンセプトも強調した。日産が誇る電気自動車「リーフ」5台をニューヨーク市に無償提供
し、2017年に日産の電気自動車量産時期に合わせて「NV200」を電気自動車に改造す
るというオプションも提示したと、日産は説明した。日産はニューヨークにタクシーを供給す
るために車を改造しなければならないが、価格は3万ドルを超えないよう設定した。より大き
な経済的な恩恵を狙うためだ。日産のカルロス・タバレス米国支社長はロイター通信とのインタビューで、「ニューヨークが
ニュース・映画の中に紹介される時、日産ブランドが同時に露出すれば、これまで米国で収め
た成果以上のものが期待される」と述べた。ニューヨークの選択は大衆交通問題の解決に悩むソウルにも示唆する点がある。弘益(ホンイク)
大のアン・ジンス教授は「大衆交通のデザインと便宜性を改善し、巨大都市を“明るくクリーン、
環境にやさしい”というイメージに変える、戦略的かつ賢明な選択をした」と評価した。中央日報 2011/05/06
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=139734&servcode=300
参照:http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1304667610/l50
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